自律神経失調症とは

自律神経失調症というのは、正式な病名ではありません。
自律神経がコントロールしている場所に、何らかの症状があってもその原因が分からないという状態をすべて「自律神経失調症」と呼んでいます。
そもそも原因が分からないものに対して、どんな施術をすればいいのでしょうか。
考え方や性格の矯正、気持ちをコントロールできるようになるためのメンタルトレーニング、カウンセリングによるストレス解消、規則正しい生活、向精神薬、ビタミン剤・・・、マッサージでリフレッシュする・・・精神科に通ってじっくり話を聞いてもらうのもいいでしょう。
しかし、それだけを続けて、先々も症状は改善されていく実感はあるでしょうか?
向精神薬やビタミン剤、睡眠障害があれば睡眠導入剤を飲み続けて、改善していく実感はあるでしょうか?
むしろ薬を飲み続ける不安の方は大きくはならないでしょうか?
自律神経失調症にお悩みの方に、リラクゼーションを提供しても、薬でその時の状態だけを緩和させても、症状の克服には至りにくいのです。

自律神経失調症の症状と本当の原因

自律神経失調症の症状で身体的なものとしては、頭痛、めまい、耳鳴り、息切れ、動悸、立ち眩み、腹痛、食欲低下、便秘、下痢、吐き気などがあります。
そして精神的なものとしては、倦怠感、脱力感、不安定感、集中力の低下などがあり、利用者様によって本当に様々です。
症状もこれだけあるので、原因も人によって千差万別です。


・仕事や家庭、対人関係のストレス
・睡眠不足などによる生活習慣のストレス
・古傷や日常的な負荷によって痛みが続くことのストレス
・姿勢不良による内臓機能の低下によるストレス
・温度、湿度などの気候の変動によるストレス


人によって感じ方は違うので、全く気にならない方もおられますが、特定の方には気になって仕方ないストレスとなるのです。
そのような方の気持ちを分からずに、世間からは自律神経の症状の原因を、その人の気持ちのせいにされてしまうことがあります。
倦怠感や脱力感、集中力の低下も、「やる気がないからだ」と決めつけられたりれることもあるでしょう。
しかし、症状は様々であっても、原因と改善方法はかなり絞られてくると考えています。

豊中蛍池の壮健塾の河邉孝夫は、自律神経の症状でお悩みの方を多く対応してきました。
その方々のうちのほとんどは、左右の足の長さが顕著に違うほど片方の股関節のズレを生じて、上半身の頭や首、肩などに症状が出ておられました。

実際に痛みや違和感がなくても、筋肉をさわると緊張が強くなっていました。
この状態が数日続けば、血流はかなり悪くなるはずです。

豊中蛍池の河邉孝夫の「かわべ式股関節矯正整体法」での自律神経失調症の改善方法

自律神経の不調によって出てくる症状は様々ですが、自律神経の機能は、血液循環、呼吸、消化、代謝、体温維持など命を維持するための調節を絶えず行うものです。
そして施術としては姿勢の改善と筋肉の柔軟化です。
もし、姿勢が良くて、酸素や栄養のある血液の循環が良ければどうでしょうか。
肺や気道が姿勢不良によって圧迫されることはなくなり、呼吸もしやすくなるでしょう。
内臓が圧迫されることもなくなるので、消化も改善されるでしょう。
代謝や体温の調節は血液の循環が大きくかかわっています。

豊中蛍池の河邉孝夫の「かわべ式股関節矯正整体法」としては、まず、股関節のズレをなおして姿勢の改善から始めます。
そうすれば、自然と上半身の筋肉を中心に全身の筋肉も緩んでいくのです。

このように、姿勢をよくすることと筋肉を柔軟にすることで、血液の循環を改善して、自律神経のバランスを整えていきます。

睡眠障害のあった利用者様の中にはよく眠れるようになって寝坊した(笑)なんておっしゃる方もおられます